ハイヤーセルフとインナーチャイルドの関係②

2020年11月17日

はじめに

こんにちは。ガブリエル・クロです。

月明かりが麗しい、今夜は今年最後の満月ですね。

 

2019年は、マドモアゼル・愛氏の独特な解明により、

月の意味を知り、驚きと納得感を感じた年でした。

 

月が分かった』というタイトル!

ご興味がお有りでしたら、ご覧ください。

驚愕なさるかもしれません😳。

 

 

さて、また更新が遅くなりましたが、前記事の続きを書きます。

前回の記事では、ハイヤーセルフには

インナーチャイルドを経由しての壮大な計画があると書きました。

 

つまり、ハイヤーとインナーチャイルドとの関係について、

ハイヤーがインナーチャイルドに意図的に

傷と言いますか、痛い悲しい感情を設定し、

それを自分自身が意識し癒すことで、ハイヤーに繋がる道に立てる、

というような仮説を述べました。

 

(※ しかもその傷とは、自分自身は気づきませんが

 過去世から受け継いだもの(カルマ)をも表現する、

 そんな重苦しい、痛い感情だったりします。)

 

検証できないので、仮説とも言いにくいですね。

私のインナーチャイルドとハイヤーセルフから受け取った

メッセージということで、

どなたかのご参考になれば……と思い、書いています。

 

 

前記事は、ちょっとおちゃらけて書いてしまったところもあるので

反省し、文章の細かい部分を校正しました。

そんな、おふざけモードで書ける内容ではなかったと

気づきました。

 

 

 

 

 

インナーチャイルドの傷は、なぜ深いのか

 

インナーチャイルドの癒しワークなどを

ご体験の方も多いかと思いますが、

一回二回、いや数回行なっても、なかなか

「もう大丈夫、自分のインナーチャイルドはもう元気!」

と言い切れないことが、お有りかもしれません。

 

新しい痛みの体験がやって来ては、

「まだ、あの頃の痛みが癒えていないからなのかなぁ…」

と気落ちすることも、お有りかもしれません。

 

例えば、私の一例ですが、

父が昭和の高度成長期という中で、仕事、仕事…に追われ

一緒に過ごす時間がなかなか取れず、

家族で何か予定を組んでも、結局実現しない家庭で育ちました。

 

家には、お正月から会社の方々が大勢やって来て、

飲めや歌えの宴会、という有り様。

これが親戚でしたら

成長を喜ばれ、お年玉でもいただいて遊んでもらって…

となりますが、上司の子どもなど赤の他人、無視されます。

 

存在を否定される感がきつい、悲しいお正月でした。

また、それらに関連するいろいろな悲しみがありました。

 

 

 

 

 

そんなことで、私の意識には

いくつかのネガティブな思い込みができました。

「期待や予定は、そもそも叶うわけがない」、

「私は無視される存在である」、

「結局は人生はうまくいかない」、などです。

 

これが、後々の私の人生に、暗い影を落とし続けました。

「こんな人生、最期は野垂れ死ぬのでは?」と

暗いイメージを描いていたほどです。

 

幸い、スピリチュアルを学び始めて、

ネガティブな思い込みを外すインナーチャイルドワークを

何度か受けたり、自分でも行なったりして、

かなり良くなったのですが、

まだ時々、傷がチクチク痛むのを感じます。

 

ネガティブな思い込みは、良き人生を生きようとする時、

行く手をはばみます。とても厄介です。

分別がつく大人になっても、なかなか消えなかったりします。

 

そもそも、父なりの理由や悲しみがあったことや、

父自身もインナーチャイルドの傷もあっただろうに、

必死に仕事に没頭し続けたこと。

 

また、我が家どころか

もっと大変なご家庭もお有りだろうということなど、

今の私は分かりますし、受け入れているのに、

なかなか消えないのです。

 

知人の例です。社会的にも立派と言われる仕事に就き、

長年誠実に働いてきた方です。その人がある時、

「一緒に2つ以上のことをすると、絶対うまくいかないんだ!」

と頭を抱えて嘆いている場面を見ました。

 

まるで子どものように「ああ、もう💢!」

というようにボヤいているので、苦笑いしてしまうと同時に

これも子どもの頃のネガティブな思い込みだろうか、と

興味深く印象に残っています。

 

立派な大人になっても、

こんなにまで痛むインナーチャイルドの心の傷とは? 

この痛みの深さ、しつこさは、

一体どこから来るのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

ハイヤーセルフの意図

ハイヤーセルフは真剣です。

ハイヤーセルフの意図は、

肉体を持って3次元をもがきながら生きている自分自身、

つまり自我(ロウアーセルフ)の意識を

高い領域に導くことにあるようです。

 

意識の高い領域……とは抽象的な言い方ですが、

ここでは3次元意識が5次元意識に上昇すること、

と言っておきます。

 

もちろん、死後にではなく、肉体をまとったままで

そこへ行くことを言っています。

「そんな難しいことを!?」

と思われがちですが、できうるのです。

 

決め手として、インナーチャイルド問題で差し出されているのが

その痛み、傷を自覚することと、

そんなインナーチャイルドとしっかり付き合うことです。

 

インナーチャイルドに強烈なしつこい痛みを与えることを、

ハイヤーセルフは(高次の自分は)わざわざ計画しています。

自作自演劇場が、ここでも展開します。

 

スピリチュアル的に言えば、

どんな親の元に生まれるか、それさえも

自分で決めて来る私たちですから、

幼児期にどんな残念な体験を味わうか、というのも

計画通りなのです。(細部まで計画済みなのか不明ですが)

 

 

 

 

 

 

その傷の深さ、しつこい痛みは何のために? 

そう、インナーチャイルドの傷が、その感情が、カルマが、

今世だけのものではないことを

薄々でいいから、自分自身に気づかせるためです。

 

そこが薄々でも分かると、

過去世(実はパラレル世)でも同じような傷で

悩み苦しんでいる(いた)全ての自分が、

一気に目覚めるチャンスがやって来ます。

 

膨大な記憶の中に、連綿と刻まれた傷であること、

故に、しつこい痛みとして何度も味わうこと、

今世の問題とだけで見ているとなかなか消えず囚われること、

それらに気づいてほしくて、計画しています。

 

ハイヤーセルフは、今、自分自身が直面している問題を

今世を越えて解決してほしいと知らせるために、

タイミングを見て、いろいろな閃きをもたらします。

 

すると記憶のよみがえりが起こり始め、

また次の流れがやって来て、

あれやこれや必要な記憶を、次々と思い出していきます。

 

そして、インナーチャイルドの痛みを通して

これまでの過去世の痛みまで、まとめて解放することを

達成させます。

 

まとめて解放できると、しつこい傷の痛みは

これまでになく薄らいでいきます、納得感とともに。

何でもそうですが、

仕組みが分かると解決(ここではカルマ解放)は進みが早いです。

 

有り難いことに、

今世のこのタイミングの自分自身がこれをクリアできることを

ハイヤーセルフは知っています、自分自身を信頼しています。

 

ですから、タイミングよく

インナーチャイルドの癒しという課題が訪れているのです。

 

 

 

 

 

 

インナーチャイルドと一緒に生きていい

 

以上、けっこう大変なことになりました(汗)。

インナーチャイルドさんは、

そのお役目、なかなか大変かもしれません。

 

そんな面倒なところに注目し取り組むなんて、

「そんな厄介なこと、煩わしい、ヤーだよ!」

とお思いであれば、それはそれでいいと思います。

解決は、またの機会に。

 

しかし、もし「信頼されている今、解放してしまおう」

と思われるなら、その道を進まれてください。

 

インナーチャイルドが傷ついていることに、

何も弱みや劣等感を持たなくていいのです。

(むしろ、傷ついていてナンボの世界です🙇‍♂️。)

 

一緒に寄り添って、必要な時はご自身をハグするイメージで

インナーチャイルドを優しくねぎらい、励ましてください❣️

 

また、さらにイメージできるなら

「今世だけでも大変なのに、過去世(パラレル世)において

 あなたは(自分は)こんなこと味わったのか、

 つらかったね、大変だったね、

 でも、もう終わったから。今の私が終わらせるから🤗」

などと話しかけてください。

 

インナーチャイルドは、あなたご自身ですから

あなたの共感、労わり、励ましが何より嬉しいのです。

そんな自分自身を可愛がってください。

 

たとえ弱っちくても泣き虫でも、

そんなインナーチャイルドを、嫌わないでください。

嫌ってそれを切り捨てることは、

自分自身の半身を切り捨てることに似ています。

 

 

最近、「自己肯定感」が

今更ながらキーワード的にスピ界隈に現れていますが、

インナーチャイルドを大事に扱うことで、

低く抑えられていたかもしれない「自己肯定感」も、高まります。

 

一生を通して、ご自身のインナーチャイルドを

ゆっくり浄化してほしいと思います。

私自身も、それを行なっているところです。

もう少し、かかりそうです^^

 

 

 

 

 

 

エゴの意識からハイヤーセルフの意識へ

 

この連続2回の記事の最後になりますが、

スピリチュアルに関わる人であれば、

上記のように

インナーチャイルドを癒し、励ますことで終わらせるのでは

ちょっと足りない、もったいないかもしれません。

 

インナーチャイルドの癒しは、大きな流れの途中段階です。

 

インナーチャイルドを抱えつつ、癒しつつ、

それだけでなくエゴ(自我)の意識から脱して

今世も過去世も俯瞰(ふかん)することが

次のシフトの段階かと思います。

そこは、まさに真我と結びつきたいと願う段階です。

 

すべては同時に起きている(起きていた)出来事で、

ひとつ癒せばすべて癒せますから、とても効率的です^_^

 

癒しは、カルマの浄化でもあり解放でもあります。

インナーチャイルドの癒しワークだけでなく、

ご自身の心地よい浄化方法や解放ワークなど、

これが好きだと思える手法を重ねてください。

 

何度か言っていますが、私の場合は「音」が大事です。

波動音楽、音叉ヒーリングなどを利用しています。

私には、イメージワークだけより浸透が良い感じです。

 

 

 

 

 

ある程度癒しが進み、浄化、解放が進むと、

その先、インナーチャイルドを3次元的に観るのではなく、

5次元的に観ることになります。

 

直線的ではなく、上から俯瞰(ふかん)しますと、

あんなに深かった傷も

「どうってことなかったよね?…」とまではいかなくても、

味わい深いものとして、感じるようになります。

 

あるいは、人間だからこそ味わえた感情として

愛しくなるかもしれません。

 

それができると、輪廻の輪から抜ける道が見えてきます。

ハイヤーセルフが意図したことは、

まさにこのことだったと思います。

 

この時を待って、長い長い輪廻転生を味わいました。

不勉強ですが、これは「悟り」とも関連するのでしょうか。

これを目指すとなると、お釈迦さま並みでしょうか(大汗)

 

輪廻を脱した後、そこから先、何を選ぶか?

宇宙由来の魂なら、速かに母なる星へ帰るのかもしれませんね。

こんな体験してきたよ〜と、母星の仲間の皆さんと

情報共有するのかもしれません。

 

あるいは出身星など関係なく、一気に、

宇宙の大元のエネルギーに同化する道を選ばれる魂も?

 

私自身は、自分の記憶を忘れさせられるのは好まないので、

輪廻はもう抜けるつもりです。

 

しかし、助けたい魂がいるので

地球転生をもう一度だけ望んでいます(笑)。

でも、これって、エゴ的な望みかな〜? 

ハイヤーの望みじゃなさそうな(⌒-⌒; )?

今後、どういうことになりますか。

 

しかし面白いことに、それを決意して以来、

さまざまな必要な流れがやってきたのも事実です。

こんな記事を書いているのも、その流れの一つです。

 

 

 

 

 

 

皆さまも、今後どう生きて行きたいか決めることで

何か新しい流れがやって来ると思います❗️

どうぞ、インナーチャイルドを大事にしながらも

ハイヤーセルフとつながって、

すばらしい今世になさってください☺️!

 

ハイヤーセルフの意識まで昇ることで、

それぞれの魂の大きな目標が達成される道すじに立てる、

という話でした。

 

 

抽象的で、信じがたい話だったと思います。

斎藤一人さんふうに言いますと、

「信じなくていいですよシリーズ」ですね、この手は(笑)。

 

最後までお読みくださいましてありがとうございました🌺。

↓写真は、いつものようにツイ友さんの画像よりお借りしております。感謝です✨