友人の猫、ハナコ氏の思い④
はじめに
こんばんは。ガブリエル・クロです。
朝晩の涼しさが増してきましたね。
盛夏から この時期への流れ。早いものです。
いやおうなく移ろう季節に、一抹の侘しさを感じます。
こういう感情を味わうのも
貴重な地球体験のひとつなのでしょう。
今、書こうとしている 友人の愛猫 ハナコ氏を思いながら、
そんな侘しさに耐えている私、ちょっと感傷的です。
どういうことかと申しますと、昨夜から今夜にかけ、
「ボクはね、死んだんだよ!」という声と、
「でもボクはね、死んでないよ!」という声が
ハナコ氏から 同時に聞こえてくる感覚なのです…。
前者は、
「ボクが亡くなったことを受け止めてほしい」という願い、
後者は、
「ボクは いつだって そばにいるんだよ」という訴えのように
私には聞こえます。
前回は、タイトルの猫 ハナコ氏の話から 離れて、
別な猫 ピッピちゃんの話を繰り広げました。
新入り仔猫の「はなちゃん」が持っていた
猫ウィルスの感染により、先住猫ピッピちゃんが 肺炎に。
即入院となり、ハラハラしたのですが、
幸いにも 不思議な経過で 快方に向かった話です。
また、ひょんな流れで
宇宙人魂の猫💦 という存在がいることを知り、
ビックリ仰天!……というようなことにも触れました。
今日は、主役ハナコ氏についての
2度目のアニマルコミュニケーションで読み取った
内容のご紹介と、
ハナコ氏は 何を 伝えたかったのか、について語ります。
これを書くことが、私ができる
ハナコ氏へのご供養ではないか…という気がしています。
お読みいただければ幸いです。
(左から、ハナコ氏と 兄妹猫ポコちゃん。緑色座布団の上にはピッピちゃん。ポコちゃんといつも一緒にいたペコちゃんも、ハナコ氏とともに姿を消しました。)
ハナコ氏への2度目のアニマルコミュニケーション
ハナコ氏が忽然と姿を消した
2016年5月3日夜の話につきましては、
第2話に書きました。
まだ修行中の私でしたが、一度、簡略的に
ハナコ氏とアニマルコミュニケーションを試みたところ、
残念ながら、舞台設定自体が この世のものではないという
そんな読み取りができました。
ですから、大変 悲しかったのですが
ハナコ氏は亡くなっているのだな…と推測したのです。
それは…いわば勝手な想像であり、
断定できる材料は何もないワケです。胸にしまい込み、
友人には、どこかで生きている話として
サラリと伝えたのでした。
その後、アニマルコミュニケーターの勉強も進み、
じっくりと
ハナコ氏のことをリーディングする機会が訪れました。
心落ち着けて、ハナコ氏とコンタクトを取ります。
すると……
深い、暗い穴の中に、どんどん落ちていくハナコ氏と
もう1匹の猫さん(兄妹猫ペコちゃん)の姿がイメージに。
ああーー!
その映像だけで、ハラハラと涙がこぼれるのでした。
同時に、ハナコ氏の感情が伝わってきます。
困惑と 嘆きと 苦しみ……。
「何が起きたのか! なぜこんなことに? 」
「死にたくない! 生きたい!」
そんな思いが伝わりました。
また、こんな声も聞こえたように感じました。
最期の瞬間です。
「ボクの魂の一部を ピッピちゃんに刻み込むよ!
ペコちゃんにも、ポコちゃんに 魂を刻み込むように言ったよ!……」
リーディングの間じゅう 涙が止まらず、
まだ不慣れだった私は
これは一体どうしたことかと戸惑いました。
ただ、確信できたのは…残念ながらハナコ氏は、
亡くなっているな…ということでした。
暗い穴へ引き込まれていく、そのような映像を
象徴的に見せてくれたのだと思いました。
念のため、師匠である金井喜代子氏にも
リーディング内容を明かし、訊ねてみました。
やはり、「その読みの通りでしょうね……」
とのことでした。
飼い主である友人は、
おそらくは…ハナコ氏のこの件について
できれば向き合いたくない感情があったと思います。
どこかで生きていてほしい、そう思うのは自然な感情です。
ですから、このリーディングは
何かのついでのように依頼されたのでしたが、
内容を伝えることが 即座にはできず、
タイミングを選んで伝えたのです。
2017年、2月22日。
こじつけのように猫の日を選び、メールで知らせました。
後日 訊きますと、
やはり、友人は、このリーディング内容を
受け止められなかったようです。
生死に関わる問題を 軽々しく読むことを、
以来、私は封印しました。
ピッピちゃんの基礎疾患が明らかに
話を 一旦、2017年から 今に戻します。
行ったり来たりで、ややこしく、申し訳ないです…🙇♀️。
一般的に言えることですが、
見たくないことについては見ず、
向き合わなくても 受け止めなくても、
現実生活は 日々 流れて行きます。
毎日、様々な問題や課題があり、
精いっぱい生きることで 日々は充実し、時が流れていきます。
どなたでも、それは同じことですよね。
ですから、なぜ 今ごろになって、
ハナコ氏の失踪から 3年4ヶ月も経って、
このような ややこしい話の展開が
友人や私のもとに やって来たかと 言いますと…
今年の 8月7日に、仔猫はなちゃんが
友人宅に 突如 登場したことに、端を発しています。
(その話は 第1話に詳しく書きました。)
仔猫はなちゃんは 猫風邪ウィルスを持っていたため、
先住猫 ピッピちゃんにも うつってしまい、
治療の際の血液検査により、ピッピちゃんは
FIV(猫エイズ)キャリアであることが分かったのです。
残念なことではありますが、そうと分かれば
日々の健康管理に 気を配ることができます。
猫エイズを発症しないまま 一生を終える猫さんもいますし、
有り難いことに、
「猫の手作りご飯」の先駆者でもある私の師匠から
ビタミンCが この病に有効だという情報もいただけたので、
摂取させることもできます。
※摂取のさせ方、分量などは、ここでは書けませんので
ご容赦ください。
知らなかったら、むしろ怖いことになっていたでしょう。
その意味で、仔猫はなちゃんが きっかけをくれたワケです💦
仔猫はなちゃんを 8月7日に友人の手元に よこしたのが
ハナコ氏であると考えれば・・・。
ハナコ氏は 大事な親族であるピッピちゃんの
基礎疾患に気づくチャンスをくれ、
飼い主に対応させようと?
そこまで考えたかもしれません(汗)!
考えすぎでしょうか。゚(゚´ω`゚)゚。
ちょうど、最近
私の手元に来た保護猫も 猫エイズキャリアであることから、
私も、猫の健康管理と対策について
関心を持っていたところでした。
うーむ、、、猫的な シンクロでしょうか?
ハナコ氏が 仔猫はなちゃんを派遣した 「表の意味」は、
このことではないかと 私は思っています。
しかし、「裏の意味」がありまして、
そちらは より重いものでした。
ここ数回 味わって分かったのですが、
ハナコ氏をイメージする度に
スッーと一瞬でコンタクトを取ることができまして、
その度に涙がこぼれるのです。
ハラハラと涙が・・・泣けてくるのです。
これは…ハナコ氏が、私にある種のエネルギーを送りながら、
「自分の死を受け入れてほしい」、
「できれば供養してほしい…昇りたい…」
と 切実に願って伝えていると感じました。
これを知らせるのが、一連の出来事の
「裏の意味」、真の意味です。
私が媒体となって、
ハナコ氏の感情を体感し、その思いを味わっているのでした。
これって、なにげに…イタコさんか💦??
ヤバいんですけど……( ̄O ̄;)
(※ 先輩セラピストさんに訊きましたところ、「それってフツーよ^^」
とのことでした…。)
(左から、チャチャちゃん、ハナコ氏、ピッピちゃん。
チャチャちゃんとピッピちゃんは姉妹。血縁の猫たちです。)
ハナコ氏の死を 受け入れてこそ、前に進める
それはさておき、ご供養を考えるとなると
確実に生死を知ることに・・・
生死問題と向き合うことに・・・
友人と私の関心は 移らざるを得なくなりました。
私のリーディングでは 根拠がなく、不十分です。
そこで、どうしたら良いか……ですが、
先住猫ピッピちゃんに 不思議な療法をお願いした
外氣功の先生に、ご依頼することにしました。
(不思議なことなので、一言ではご説明できず
力量もなく、詳しいことは省略します🙇♀️。)
療法の基本を おこがましいですが 軽く申しますと、
波動測定器という機器を用いて、
バッチフラワーレメディという植物エッセンスの周波数と
照応させるのです。
そうして、さまざまな 魂や身体の違和感を調整するのですが
人やペットなどの生死も分かると 聞いていました。
生きていれば 誰でも必ず反応する、
特定のお花のレメディ周波数があるのですが、
それに反応しなければ……亡くなっていると捉えます。
(波動測定のためには、その対象の写真が必要です。)
( ↑ ミムラスというお花 )
調べていただいたところ、ハナコ氏は…
やはりと言うか、残念ながらと言うか、
亡くなっていたようでした。
ああ…そうなのかと、複雑な思いでいっぱいでした。
何と言いますか、
なかなかあきらめきれないことですが、
これで、納得していく方向で 努力もできますし、
死を受け入れることで、
飼い主として できることが はっきりするのです。
そして
焦燥感は 消えて、悲しみだけが残り・・・
愛する存在の死を 受け入れたことで、
長い時間が かかるかもしれませんが・・・
やがて 悲しみも癒えていくことでしょう。
逃げずに 認めることで、受け入れることで、
次のステップに上がれるのです。
これは、その人のエネルギー周波数が変わる、波動が変わる、
という意味でもあります。
ハナコ氏のご供養、これを始めた友人は
きっと今後、
幸せだった思い出だけを残す選択を することでしょう。
なぜなら、それが
飼い主である友人を 今も愛しているハナコ氏の
遺志でもあるからです。
ありがとう、仔猫はなちゃん!
ありがとう、先住猫ピッピちゃん!
そして、ありがとう、すばらしい猫 ハナコさん!
「受け入れてこそ、前へ進める、道が拓ける」ということ。
これを 猫のハナコ氏が 知らせてくれたことを、
私は 感動をもって受け止めました。
第4話で 終わるつもりでしたが、
何だか感傷的に書きつづっているうちに、また力尽きました。
すみません…。
もう1話、5回目に まとめを書きたいと思います。
猫であろうと 犬であろうと 人間であろうと、意図すれば、
意識を通わせ合うことができる。
亡くなっていようとも、それはできる、そんな内容になると思います。
今回も、長々とお読みいただきまして
ありがとうございました🐱。
( 友人の庭にて。中央の在りし日のハナコ氏は、血縁猫たちのリーダーとして、キリリと仲間を守る存在感を持っていました。)