私のカルマを映し出す 黒猫の話①
こんにちは。ガブリエル・クロです。
前回の記事で、私の5匹の飼い猫のうち、
ちょっと不思議な三毛猫を ご紹介しました。
その子は、空間に
何かしらの意識体?を感じ取るような猫で、
私としてはとても興味深い、可愛い子です。
今日は、
2018年末近くに現れたメスの黒猫をめぐる、
これも、不思議な話を書きます。
必要なことが必要なタイミングで起きる、
猫でさえ私の意識に動かされて現れる、
そんな感じを強くもった話です。
長くなるかもしれないので、数回に分けて書こうと思います。
突然、車庫に現れた 子猫
2018年の11月末、そろそろ寒さに向かう頃…。
玄関横の車庫スペースに、突如現れたのが
この黒い子猫でした。
私には すでに3匹の猫がいて、充実した猫ライフであり
経済面もギリギリというか…💦
猫好きな私ですが、これ以上
猫を増やしたいとは ちっとも思っていませんでした。
なのに、いきなり子猫って!
しかも薄汚れて、みすぼらしく ガツガツしている →
育ち盛りで 腹ペコだし!
見捨てておけない 状況設定…。
宇宙さん、何ですか〜 そういうの、反則ワザでは ⁉︎
保護せよということか?
猫好きさん達なら お分りでしょうけど、
よく見つけちゃうんですよね、野良猫さんを。
猫、猫、猫が…気になるなあ…という意識が、
猫を呼んでしまう原因です。
で、普通、悩むじゃないですか、
「子猫 見つけちゃった、どうしよう😥」と。
私は、特にじっくり悩む方で
洋服1着 買うにも、ショップを数軒めぐり、
買う前に疲れきって 買わないで帰るタイプです(爆)
なのに、この黒子猫については何のためらいも迷いもなく、
保護する段取りをドンドン立て始めました。
ネットで捕獲器を貸してくれる所を探し、
ある動物病院で貸与するというので、すぐ電話予約。
数日後に借りられるというので借りに行き、
その夜、捕獲器に餌をしかけ、準備万端。
いつも優柔不断っぽく悩む私ですから、
自分で自分じゃない、何かに動かされている感じでした。
違う人が入っているような、変な感覚でした。
別人28号です。(…古過ぎてごめんなさい🙇♀️。)
ちくわの穴に 子猫用ウエットフードを詰め込み、
捕獲器に仕掛けます。
これでよし、今夜決行!と。
忘れもしない、2018年11月25日の夜のこと。
ちなみに、捕獲器で猫の身柄を確保するなんて
初めての体験でした。
何か、不憫を感じさせる子
深夜、物音が車庫から聞こえ、
あ、入ったな!どれ?…と見に行くと、
案の定、くだんの子猫が捕獲器の中にいました。
仕掛けた ちくわを、度胸がいいと言うか…
しっかりと食べ終えていました。
よし! 成功!
けっこう簡単に入るもんだね、と喜んで
捕獲器をちょっと動かそうとしたら、アレレ?
古くて 閉め方がうまくいかなかったのか?
子猫はスルリと外へ出てしまいました。
しまった!と思いましたが、
冷静に、もう一度 捕獲器にちくわを仕掛けて…。
ちょっと時間が経つと、
また子猫は捕獲器にかかっていました…。
ちくわのカケラが、わずか残っていました。
よほど空腹なんだろうな、と不憫でした😢。
1回目の失敗を元に、
朝方までは、このまま 捕獲器内に静かに置きます。
寒くないようにと、フリースのひざ掛けを 2枚重ねて 掛け、
気にしながらも そのままにしておきました。
翌朝、動物病院開院と同時に 受診したところ、
永久歯に生え替わっていることとが決め手で、
見た目は小さいけれど
既に生後6ヶ月とのことでした。
一気にシャンプー、ノミダニ駆除、血液諸検査、
何と避妊手術まで受けることに。
このスピード感、何これ〜??みたいな。
薄汚れていたのは、
油性のネバネバ(機械油か?)に
泥やホコリが付いていたためと。
どこをどう生きてきたのでしょう、憐れを感じました。
加えて、右目瞬膜に異常がありました。
多分、
ウイルス性猫風邪による結膜炎のためだろうという話でした。
ですから、総合的に この子の見た目としては、
かなり…何というか……
仙台弁で言うなら、メグサイという子でしたが……。
(仙台じゃない方々、すみません。)
よく6ヶ月まで生きてたなあと、いじらしくなりました。
可愛いけど、いたずらっ子で…
幸い、この子は体質的に丈夫なようで、
すくすくそだちました。
名前は、古風に マチ子と付けました。
シャンプーと 多少の毛刈りもして、汚れは取ってもらい、
可愛い表情になりました。
先住猫と隔離し投薬を経て1ヶ月経ちますと、
獣医さんのお許しが出て、
ようやく、全猫いっしょの暮らしが始まりました。
ところが、可愛いマチ子ですが、
とっても活発なお嬢さん…だと 分かりました。
飼い主が 大事にしている物を、
次々と破壊するのです!
買ってきたばかりでチョイ置きした お菓子、惣菜…を
かっさらって逃げ、食べ散らかします。
そんなのは日常茶飯事。
私の部屋の お気に入りのレースカーテンをボロボロに。
・・・捨てました。
私の一番の お気に入りビーズネックレスをズタズタに。
・・・捨てました。
私が今の時期、一番大事にしている仏壇のお供え物を、
無残に 食い散らかします。
・・・捨てました。
どれもズタボロにして、逃げ去って行きます😂。
コラーッ💢! マチ子ーーー💢!!
さらに、三毛猫の便秘が大変なことになったのも、
マチ子を迎えてからでした。
大事な先住の三毛猫の健康を害してまで、
迎え入れるべきではなかったんじゃないか?
実は、今だから笑って言えるのですが、
怒りのあまり、気が狂いそうでした。
猫好きな私が、猫相手に怒りまくることに、
自分で自分を信じられず、泣きました。
このままこの猫と暮らせば、
憎さあまって殺めてしまいそうな、そんな恐怖まで起こり、
実は…3度ほど、発作的に
マチ子におヒマを出してしまいました。
玄関ドアを開け、「ごめんよマチ子」と出してやるのです。
猫飼いとして、鬼畜ですよね、有り得ないです。
抑えきれない衝動を 情けなく感じながら、
おヒマ出した次の瞬間には、
「帰っておいで」とエネルギーを送っていました。
すると、ちゃんと帰って来るのです。
「ごめんね。私たち、やり直そうね……。」
まるで、腐れ縁のカップルみたいなセリフを
耳元でささやき合いながら 涙で詫びるドラマを
3度、繰り返してしまいました。
しかし、日に日に弱っていく三毛猫のこともあり
悩み多く、
やはり手離そうと思い、保護猫ボランティアさんを通して
里親募集をかけることに。
すると、黒猫女子が好き💘という女子高生のお母様が
里親さんを希望なさってくださいました。
なのに!
土壇場で、せっかくの里親さんの有り難い申し出を
無礼にも断ってしまったのです。
何だろう、この見苦しい有り様は・・・?
多分、この子はメッセンジャー
これらの、他人様まで巻き込んでの
ドタバタ猫騒動を体験する中で、確信しました。
この現実は、私の意識が創り出している。
そういう学びを、これまでも何度もしてきたではないか。
どんな意識で、何が目的なんだろう?
それは まだ分からないけれど、
絶対、この子とは 何かの深い縁がある。
この子は私に何か教えに来た子だ。
ハイヤーセルフが、導いた子だ。
何を伝えてくれるのか、必ず いつか分かるだろう。
手離しては いけない、手離せるわけがない!
そう思いながら日々を過ごすようになりました。
その証拠というか、猫を複数飼っていても この子だけが、
私にベッタリと 全身脱力のバンザイ抱っこ🙌をするのです。
そのモフモフ感、安心感は、たまらない癒しです。
「なかなか珍しいですよ、赤ちゃんみたいですね」と、
知り合った保護猫ボランティアさんが
言ってくださいました。
何とかかんとか、あれこれソレコレ 気をそらしながら、
また、全身脱力バンザイ抱っこ🙌のおねだりに
癒されながら過ごしてきた、ある日のこと。
この子は私に大事なことを知らせている
メッセンジャーだったと気づく出来事が
起こったのです。…………
長くなるので、
続きはまた明日以降に、書かせていただきますね。
ここまで 猫話にお付き合いいただき、お読みくださって
ありがとうございます(=^x^=)