時空をこえた波動の共鳴

2020年9月30日

 

しばらくぶりの宮城県美術館

こんにちは。ガブリエル・クロです。

 

数日前のこと。

地元の宮城県美術館で開催されている

『東山魁夷、唐招提寺御影堂障壁画展』を

見に行きました。

919日から111日までの開催です。

(※以下、画像が薄ボンヤリと見にくくて、申し訳ないです🙇‍♀️)

 

今回、友人に誘われ何となく出かけたのですが

東山魁夷の展覧会となれば

さすがにすばらしいものだろう、とは予感しました。

 

宮城県美術館付近は、自然環境もうるわしく

周囲には仙台城址(青葉城址)、

東北大学川内キャンパス、仙台第二高等学校などがあり

文教地区とも言える環境です。

 

宮城県美術館▶︎ https://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/

 

ここは、若い頃からなじみの深い場所で

シャガール展、ルノワール展、ゴッホ展、ミーシャ展など

西洋の画家の展覧会に酔いしれた時期もありました。

 

しかし

あれこれの事情もあり、しばらく足が遠のいていました。

 

私は日本画に特に興味がある方ではなく、

東山魁夷については、お恥ずかしいことですが

独特なブルー「東山ブルー」の色彩で有名な方、

という程度の知識のみで、出かけてしまいました。

 

↑ ※ 館内配布のパンフレットより

 

高い波動が満ちていた

結論から言うと、とてもゾクゾクしました!

素晴らしい❗️の一言でした。

宮城県、仙台市にお住まいの方々、

またはこちらに訪れる機会のある方々には、

強くお勧めしたいです。

 

東山魁夷の障壁画の一つ一つがすばらしいのは

言うに及びません。

それもですが、私が圧巻に思ったのは、

館内に響きわたる「高い波動」でした。

 

鑑真和上の霊を慰めるために、その尊像を安置する厨子扉絵と

御影堂の5部屋を網羅した大障壁画を依頼されたという

東山魁夷の「気迫」が、ヒシヒシと伝わって来たのです❗️

 

それは、

度重なる苦難の末に来日し、二度と再び故郷に戻ることはなかった

鑑真和上に対する、東山魁夷の大いなる敬意と、

そのご苦労に報いたいという哀悼の情だったかもしれません。

 

↑ ※ 館内配布のパンフレット(裏面)より

 

どんな感動かと言うと…

東山魁夷の大作である『唐招提寺、御影堂障壁画』ですが、

「制作には11年とも12 年とも言われる年月を費やし、

 東山魁夷は、日本国内また中国各地を歩いてスケッチを重ね、

 幾度も構成を練り、生涯のすべてをかける気持ちで

 この仕事に臨んだ……」(会場パンフレット記載より)

とのことです。

 

会場で実際に鑑賞しながら、

鑑真和上 への東山魁夷の尊敬と憧憬、

もっとくだけた言い方ですと、

労いや共感を感じ、私はただただ感動していました。

 

鑑真和上のご苦労や功績に報いたいとの思いが、

創作の根本にあられたのだろうと思うと、

何か、「ジーーーーーン」と来ました。

 

波動って時空を超えて共鳴する!

そして、会場で、鑑真和上と東山魁夷の

時空を超えたエネルギーの交流、波動の共鳴が

起きているように感じました❗️

 

東山魁夷が鑑真和上の波動と共鳴するのを、

会場にいて、鑑賞者である私が感じ取り、

私のかすかに高めの波動領域と共鳴する……❓

 

スピリチュアルな人間としての感動の源は、それでした。

次のような喩えをするのは畏れ多いですが、

図解的イメージです。

 

鑑真和上が円の中心にいて、

その周りに東山魁夷の円があり、

一番外側の円に鑑賞者の私がいる、

そんな三重円のイメージでしょうか。

 

あるいは逆に

一番小さな円は私で、

その周りに東山魁夷の円があり、

一番外側の大きな円が鑑真和上かも知れません。

畏れ多いです〜🙇‍♂️

 

時空を超える感覚に、心地よく目が回る🌀🌀〜〜。

唐招提寺まで足を運ばずに、

ここにいてこんな感動を味わえるなんて、良かった〜〜( ˆoˆ )/

関係者の皆さま、ありがとうございます〜❗️

という感じでした。

 

偉大なエネルギーの交流、波動の共鳴を

こういう形で体感できたことを、心から嬉しく思いました。

 

↑※ 館内配布、河北新報紙より

 

挑めばひらける、新境地

会場に入り、まず目を見張ったのが、

唐招提寺御影堂障壁画 濤声(トウセイ)。

圧倒的な迫力の海の光景。

 

「不動の立岩と平岩が波の響きを引き立てている。

 なぎさでは打ち寄せる波と引き返す波が交錯し、

 複雑な泡模様を生み出している。……

(会場配布の河北新報、記事より)」

 

また、鑑真和上の故郷、中国の風景を描いた襖絵…。

 

そちらは水墨画で描かれているのですが、

中国の風景を目の当たりにして

得意の「東山ブルー」の色彩だけでなく

これは水墨画で描くしかないと、

東山魁夷は新たな境地に挑み、水墨画に取り組んだようでした。

 

人間の新たな境地の展開、その事前に起きる大きな試練、

そのようなものを巨匠でさえ味わう。

 

乗り越えた時、大いなる恵みが現れる。

 

この障壁画の展覧会の中で

東山魁夷という方は何と偉大な存在なのかなあ、と思うと同時に、

そしておそらく、私たち全ての人間も

すばらしい存在として生きられたら本望だろうと、

そんな思いをまじまじと感じることができました。

 

私もあなたもどなたでも、

この精神性に至る可能性は、あるはずです。

目の前に難局があったとしても、志高く、思い切って進んで行けば

新しい局面が拓けるかもしれません!

 

波動共鳴のすばらしさは、

鑑賞者である私たちにも、その波動が伝播することなのです。

 

↑※ 館内配布、河北新報紙、裏面より

 

今回の機会、皆さまにもお勧めいたします❣️

宮城県美術館▶︎ https://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/

 

 

移転計画が物議を醸している?

実は、

この素晴らしい宮城県美術館を移転するという

県知事による無謀な計画が示されて、

物議を醸している現状があります。

 

私としては、

あのすばらしい環境、現美術館の建築的な価値なども考えますと、

移転計画には大きな疑問があります。

利権で動いているとするなら、

まったくもって、腑に落ちないです。

 

この問題について、河北新報オンライン関連記事▶︎

 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202007/20200722_13015.html

 

最後までお読みくださいまして、ありがとうございました🌼

また、次の機会にお会いしましょう!

 

(↓お土産に買った2021年カレンダー🗓)