エゴの暴走、どうしよう…?

2020年7月27日

 

はじめに

こんばんは。ガブリエル  ・クロです。

 

突然ですが、

皆さまは、エゴが騒ぎ出したり、泣きわめいたり…の時、

つまり暴走した時、どう対応なさっていますか?

 

一昨日のことですが、

珍しく感情がゆれて、泣けてくる出来事がありました。

「ああ、エゴが不安がっているんだなあ」と。

その時のことを書こうと思います。

 

過去世の古傷

エゴの暴走は、

目の前の現実に刺激されて起きるように、見えますが

実際には、もっとややこしい気がしています。

 

そこには、輪廻により過去世から受け継いでしまった

カルマ(ネガティブ意識)が絡んでいます。

例えれば、古傷が刺激されてうずくような。

 

一例ですが、怒りのカルマがある人の場合などは、

他人から見ても分かりやすいです。

 

外側の何を見ても、自分の中の怒りが触発されるようで、

はたから見ると何故ここまで?という怒り方を

してしまうことがあります。

 

きっと過去世でそこを解決できていなかったため、

今世でも学ぶつもりでカルマとして背負ってきたのでしょう。

 

そんな時、自分のことなのに自分でも理由も分からず

理不尽に沸いて来るような、

感情の爆発💥が起こります。

 

それに対して、本人は

どうにか現実的に対処しようと思いがちです。

しかし、古傷を一気にはがすと

また新しい傷となり、血がにじんだりしますよね。

そこを覚悟してはがすのも、お好みしだいですが(〃ω〃)

 

無理なくできることは、それと戦いもせず、無視もせず。

言い分を聞いて抱きしめることが良いのではないかな?

と思っています。

 

エゴは嫌わないでください。

私の理解では、ちょっと前までは、エゴって

いろいろヤッてくれる困った存在としての位置づけでした。

 

しかし、

人間の脳の特徴として認識するためには

個別に分ける方が都合がいいので

便宜上、ハイヤーセルフ(真我)と対峙させていますが、

エゴもハイヤーも同時に自分自身なのですよね。

 

自分自身の一部であるエゴを、

「こいつ、また何かヤらかす気か?」などのように

毛嫌いして撥ねつけては、まずいのです。

出てきた感情の爆発は、ここに問題があるよという

お知らせになっているのです。

 

かく言う私も、分かっちゃいたけど、再確認でした😅

そんなことで以下は、

エゴの暴走に落ち着いて対応できた体験談、

いつも体験談ばかりで、恐縮です🙏

 

 

急に起きた不安

その日は夕方、近所のスーパーに買い物に行きました。

店の入り口に、お盆用品が並んでいました。

 

私の住んでいる地域は、

お盆行事は旧暦(813日〜16日)というのが一般的です。

「そうか、もうこの時期だったか

 なんて早い、もうすぐ8月だなんて!」

 

そんなにコロナの影響はなくて済んでいる私ですが、

今年はその件などに気を取られ、

もうすぐお盆だなんてすっかり忘れていました。

 

その途端、なんでしょう?

急に不安のような感情が襲ってきましたが、

無視して、買い物を済ませ帰宅しました。

 

夕食の用意をし始めました。

ところが、しだいに具合が悪くなって

夕食準備どころではなくなったのです。

 

「これはダメだ、ご飯など食べなくていいから

 猫のご飯だけやって、何もかも放り出して寝ようか?」

そんなことを思い、気分が悪くなって

台所の椅子に腰かけていました。

 

足元とテーブルの上では、猫たちが

「お腹すいたよ〜、なんか食べたいよ〜😺」と

いつものようにねだっていました。

 

 

原因は自分の中にある

幸いにも、

自分を俯瞰(ふかん)して見ることができているので、

「何が私の具合を急に悪くさせたのか?」について

思いおこしてみました。

 

するとすぐに、あのお盆用品を見た時からの不安

たどり着きました。

 

私は、ここ何年もの間、亡き両親の供養に

生活の重要な関心を向けて生きていたのです。

それほど仲が良くなかったのに……です。

 

これは、過去世から持ち越してきた

罪悪感というカルマの解放との関係があって、

みずから設定した体験だと思っています。

 

どうも、コロナ騒動の中、また他の事情もあって、

この夏のお盆は例年のようにはできない気がして

一気に“不安”になったようでした。

 

「どうしよう

 長く愛着ある習慣を、ここで変えざるを得ないのか?

 自分が不甲斐ないせいかな、両親に申し訳ないな」

など、しみじみと悲しくなって、

自分でもビックリしたのですが、嗚咽し始めました。

 

えーー?

嗚咽だよ、これ?

何やってんだよ、こんなことでー?

一方で冷静に見ている自分もいました。

 

その自分とは「真我」なのだろうかと思いました。

 

 

自分で自分を温める

実は、昨年も、暴走エゴ対応の大きな山場がありました。

 

その頃、エゴは

これも過去世から持ち越してしまった大きなカルマの

死にたいと感じる癖を、しばしば発揮していました。

(過去世で自死体験があったことが、

  細胞にまで記憶されているようです😢。)

 

 

その言い分をよく聞き、

言いたいだけ言っていいよ…と外側から眺めていました。

 

「だって、生きていたってしょうがないじゃない!」

とまで言いだしたタイミングで、

そっと抱きしめ、抱きとめて……温めてやって、

静かに納得させられた体験がありました。

 

それを思い出し、今回もまたそれだなと、

エゴの嘆きに耳を傾け、言い分をよく聞くことに。

いろいろな“不安”を、そうかそうか、と受け止めます。

 

ひと通り吐き出させたあと、もうひとりの自分が

「それは思い込みであって真実ではないよ。今世は大丈夫。」

などと語るのです。

一種のイメージワークですね。

 

泣いている自分を、もうひとりの自分が抱きしめる。

抱きとめる、抱き抱える、じゅうぶんに温めてやる。

そのうちに、何か

エゴの不安が溶けていく感覚がありました。

 

それを行なっていたのは、しかし数分だったかと思います。

以前より慣れてきたようで、スムーズでした😌

 

その後、私はすっかり元気になって夕食準備ができ、

食事もしていつも通りに夜の家事、勉強その他もでき、

「やっぱりそれが具合悪くなった原因だったんだな」と納得。

 

穏やかな気分で寝むことができました。

まずは、めでたし、めでたしでした^^

 

答えも自分の中にある

エゴは厄介者ではなく、

いろいろがんばって、現実生活に対処しています。

 

エゴも私、ハイヤーも私。

どちらかだけで、生きているわけではないのですよね。

その分離は、条件的に行なっているだけで、

本当は一体です。

 

ともに認める、丸ごと愛するのが

本当の“自愛ということかと、改めて感じました。

 

敵対視すれば、もっと暴走しそうなエゴ。

大事な私の一部。

カルマ背負って表現してくれて、大役だね!

愛しているよと声がけしながら、ねぎらおうと思いました。

 

そんなことを考えていたら、

急に胸の辺りから発する声が聞こえた気がしました。

真我からの?メッセージのようでした。

 

あまり言葉数が多くない、

ナゾ解きのようなメッセージでした。

 

真我曰く、、、

「全部、知っていた」⇄(え、何を知っていたの?)

「全部、知っている」⇄(え、誰が知っているの?)

 

「これまでのこと、これからのこと…」

「私はもちろん知っていた、

 あなたも全部知っていたし、知っている…」

 

すべて自分の中から発しているから

答えは自分が知っているんだよ、

知っていることが展開しているのだから、

何も心配いらないんだよ、、、と言いたいのかな?

と思いました。

 

 

さて、エゴの暴走には、かき回されず俯瞰して言い分を聞き、

温めて受け止める、溶かしてやる、

そんなことも良いかもしれません、という話でした。

 

さらには真我メッセージによれば、

人生、起きることは、自分のシナリオ通りかも知れません。

よく言われるように、越えられる山だけを“初期設定”して

ここに生まれてきたのかも知れません。

 

そうだとすれば、すべて、

起きたことをどう受け入れるか、ということでしょうか。

 

カルマ解放の絡みがあってエゴの暴走は複雑に現れるけど、

だからこそ、どんなドラマよりも人生の方が

ドラマチックとも言えそうです( ̄O ̄;)

 

ドラマチック、もうたくさん!となった時には、

今日の方法などで受け入れ温め、溶かしてくださいね。

 

また変な記事になってしまいました〜(*_*)

最後までお読みくださって、ありがとうございました🌻

皆さま、明日からも、どうぞお元気でお過ごしください!

 

 

 補足……感情のクリアニングは個々人で異なる

スピリチュアル界では、チャネラーさんやヒーラーさんなどが、感情のクリアニングワークなどを教えてくださいます。

私も3年前には、インナーチャイルドの癒しワークを中心に師匠に教えてもらい、自分でも行なってきました。でも、浄化は十分ではなかったのです。

どう考えても、個々人が背負っているネガティブな感情は、その重苦しさ、重大さも個々に違います。あるメソッドでそれが解消できないとしても、それは、あなたが変だ、できていない、おかしいからではありません。それだけ背負っているものが深い、重いからです。

そのメソッドやワークだけでは解消できないのだ、ということを示しているだけです。

ご心配なさらず、ご自分を責めずにね…🙏