語れなかったメッセージ(311・愛)

2020年3月19日

はじめに…東日本大震災への思い

こんにちは。5ネコの母、MA-SA(マーサ)順子です。

 

9年目の3月11日。

被害に遭われた皆さまのご冥福を、心よりお祈りいたします。またご遺族、ご家族の皆さまへもお悔やみ申し上げます。

さらに、被災され今なお避難生活を余儀なくされている皆さまに、お見舞い申し上げます。

 

両親が岩手県出身で、親族も宮城と岩手の沿岸部にかたまっている私にとっても、非常に重みのある日でした。

今回は大震災で亡くなられた魂について、信じられない話を書きます。

センシティブな内容かもしれず、どうしようか迷いましたが、読者の皆さまは「見えない世界」を信じていらっしゃると思いますので書くことにしました。

 

好みではないと思われる皆さまは、どうぞご遠慮なくスルーなさってください🙇‍♀️。

 

 

当時の恐怖を振り返って

はじめに…この項は、ちょっと重苦しい「恐怖」に関してなので、飛ばしていただいても構いません😥。

 

9年前のあの日、あの時刻、私はまだ小学校の教員だったので、発生直後、担当の各学級に声をかけてまわりました。

その後の校庭への避難。訓練どおりに避難できたものの…。

情報はケータイでしか得られず、宮城県沖地震も経験している私ですが、それをしのぐ大きな揺れが、ただただ怖かった…。

 

多くの皆さまにとっても、同じだったことと思います。

沿岸部ではなかったこともあり、私の勤務校の管理職は、適切な対応がとりやすかったと思います。幸いでした。

 

しかし一方で、石巻市立大川小学校のような、児童も教師も津波に流されてしまうという悲惨なできごともあって、しかも責任問題を論点に裁判にもなって、あちこちに亀裂もあったりなど……どんなにか関係者の皆さまの思いは、今もおつらいだろうと想像します。

 

 

さて私ですが、やっと帰宅すると、ライフラインは全滅。しかし母は何とか無事でした。

幸いにも1台あった旧式のストーブで暖をとり、トランジスタラジオで情報を得ることができましたが、ラジオからは予想を超える恐ろしい情報が流れていて、この世のこととは思えませんでした。

 

父の故郷の陸前高田市の津波被害が特に大変ということで、父が生きていたら、おそらく気が狂ったのではないかと想像し、亡くなっていて良かった、などとさえ思い、母と小さな声で話しました。

 

地震、津波だけでも亡くなられた方や行方不明の方など、その被害の大きさに胸が潰れてしまうほどでしたが、やっとつながったネット情報では、原発事故の方がさらに重大な危機として報道されていました。

 

東北の地震被害など、どうでもいいという論調で、放射能被害への恐怖が語られていました。全日本、しだいに全世界にまで放射能の拡散がおよぶのですから、恐怖は当たり前なのですが……。

 

あまりの大惨事が一気に2件もおきたので、その対応のしかたには、まさに人間性が現れていました。

ある意味、“ 自分さえ助かればよし的” な発想をまざまざと見せられた、人生初とも言えるショックなできごとでした。

 

その後だいぶ経って、福島県の沿岸部(浜通り地方)の信じられない惨事(津波被害に加えて、放射能被害)をツイッター情報で知りました。耳を疑う、非人間的なことでした。

 

 

亡き魂の上がり方

タイトルは「愛」なのに、恐怖ばかり書きまして、申し訳なく思います。

ここからが「見えない世界」的なお話です。でもちょっと理屈っぽい書き方です、ごめんなさいね。

 

東日本大震災では、多くの犠牲者が出ました。死者と行方不明者を合わせて18428人という現状だそうです。

 

お子さんもいれば、生まれたばかりの可愛い赤ちゃんもいました。結婚なさったばかりの幸せいっぱいのご夫婦もいらっしゃいました。

年齢に関係なく、どの命も失われていいはずがなかったのです。間違いなく、悲しくてたまらないことです。

 

今なお行方不明ということで、ご遺体が見つからず、心に区切りがつかない悲しみに暮れていらっしゃる遺族の方々もいらっしゃると思います。

 

しかし生きていく側としては、感情に区切りをつけ切り替えて暮らしていかないと、つらさが一向に消えないでしょう。

 

そこで、ここ2年ほどの勉強と体験で知った「魂の情報」をお話ししますと、津波被害その他、自然災害で亡くなられた多くの魂は、ネガティブ意識をあまり抱えずに亡くなっていらっしゃるようなのです。

 

むしろ、この魂の方々は、嬉しかった、幸せだったことを、今しっかりと感じておられます。

 

ある魂は、あのご家族の元に生まれ大事にされ愛情を受けたことを。

またある魂は、あの愛しい伴侶にめぐり会えて年月を過ごせたことを。

それぞれに、無念さよりは幸せを、また遺された大切な方々への感謝を、感じていらっしゃいます。

 

ですから、どうかご遺族の皆さま、あまりに深い悲しみに打ちひしがれずに、日々をお過ごしになってほしいのです。

 

人間的には(3次元的には)、自然災害で無残に亡くなられたように思いますが、魂レベルでは、月日の流れの中で、いやもっと早くに、魂は納得なさっていると思われます。

納得なさった上で、新しい人生に挑戦するために、生まれ変わっていらっしゃる魂もいると想像しています。

だからと言って、ご遺族の悲しみには終わりはないのですが……。

 

以降、もう少しくわしく書きますね。

「ネガティブ意識」とは?……ひとことで言えば、魂のかがやきをくすませる、くもらせる、否定的な感情・意識です。

なじみ深いもので示せば、罪悪感とか、怒りとか、執着とか、不安とか、被害者意識とか、恐怖感とか、支配欲とか…。

 

このブログで何度も取り上げて書いていますが、魂は、なんども輪廻転生を繰り返しています。その回数、何百とか…もっとそれ以上などとも聞きます。

 

一般的に、魂は過去世からはカルマを持ちこし、今世でもネガティブな意識を抱えて、魂はくすんだ状態で生きています。(ライトワークのためにきた、生まれた時からみがかれた魂の存在も、まれにいますけれど。)

 

それを浄化・解放しながら、つまり “魂をみがきながら”生きていくのですが、亡くなる直前まで魂がくすんでいる状態ですと、亡くなった後に魂の上昇(成仏、昇天などと言います)が遅くなります。

というのは、亡くなった魂は、一定の段階をたどって魂をみがきながら上方に上がっていくからです。生前に魂がみがかれていると、上がり方が早いのです。

 

亡くなる際にネガティブ意識を手放せている魂、利他の精神、愛の実践などをなさってきた魂の場合、みがき方が早い(速い)のですね。

そのような魂は、仏教的な「年忌法要」である三十三回忌、五十回忌を待たずに転生してしまう場合もあります。

 

それが、先ほど書きましたように「生まれ変わり」です。または宇宙魂の方々で、一定の段階をクリアできていると、一気に高次元の出身星に還っていく場合もあるようです。

 

仏教の「年忌法要」ですが、形式的に魂のみがき方・浄化の過程を表していますね。一周忌、三回忌、七回忌…などの時期には、どこまで上昇しているかなどの目安がありますが、それは「十三仏」と呼ばれる信仰に表現されているようです。

 

亡くなった魂のみがき方を、生きている側の人間が後方支援する(高い波動エネルギーを送る)のが、日常のご供養や年忌法要の意味です。

そしてお寺さんでの法要は、それを専門家として行なってくださるからこそ、ありがたいと言えるのですが…。

 

実は…言っていいのかなと迷いますが(汗)、お寺のご住職さまご自身の “魂のみがき方” 次第では、効き目?がないようなのです(大汗)。

 

私の友人が一昨年、三十三回忌で、きっちり法要もしていただいたのですが……測定していただいたところ魂的には四十九日までも至っていなくて、私は残念で泣けました。

よほど重いネガティブな意識を、複数抱えて亡くなったのだろうと想像して、泣けました。深刻な病で若くして亡くなった友人でした。

すぐに強力な後方支援をしていただき、あの世(霊界)に上げていただきました。

 

したがって、ご供養は形式的なお寺さんでの法要任せではなく、お身内が日々、ご自宅ででも良いので、心を込めて行なうのが好ましいのかもしれませんね。

 

一方では、こんなこともあります。

私の親族3名は、津波で亡くなっています。どんなに無念な苦しい思いで亡くなったことかと思い、気になって測定していただきましたところ、3名とも「あの世(霊界)」に上がっており、不思議ながらもホッとしました。

 

「亡き魂の上がり方(進み方)」は、3次元的な時間軸に縛られない、魂のみがき方次第だと知ったわけです。

 

 

自然界のエネルギーを浴びる大切さ

津波被害で亡くなられた多くの魂が、なぜ上がり方が早いのか?

これについては想像の域を出ませんが、おそらく「自然災害」だからだと思われます。

 

“ 魂みがき”にとってとても重要なことは、高波動の自然界のエネルギーを浴びることなのです。

 

津波という、本当に身の毛がよだつ驚異に遭遇した皆さまは、どんなにか苦しかった、恐ろしかった、生きたかったことかと思いますが、自然界の荒波にのまれたという、その一点で、魂レベルが守られたのかもしれません…。

 

当時、宮城県南三陸町の防災対策庁舎から、防災無線で町民に避難を呼びかけ続け、ご自身は津波の犠牲になられた女性がいらっしゃいました。E・Mさんという方です。まだ24歳という若さ、結婚なさったばかりだったと記憶します。

 

その方の魂ですが、私も感動したのですが、上がり方が早いだけでなく、すばらしく美しかったのです。愛そのものの魂で、高次元の星のご出身のようでした。

もしかしたら、このような利他の精神で愛を実践した魂は、地球卒業、出身星へ還る流れに入るのかもしれませんし、もう一回くらいは地球生活を味わいたいと、進路を選べるのかもしれません。

 

反対に、例をあげるとはばかられるので言いにくいのですが、ネガティブ意識が強く残る亡くなり方も、確かにあるようです。

転倒、骨折、誤嚥性肺炎で、失意のまま亡くなった私の父が、残念ながらそうでした。

 

せっせと供養を、それこそできる後方支援(高波動エネルギーを送る)をすべて行なっても、母より上がり方が遅くて……今やっと、程よいところで魂みがきを進めているようです😢。

 

話を戻しますね。

 

現に生きている私たちも、努めて自然に触れることが大切です。利他の精神だけでなく、自然界のエネルギーを浴びる生き方が、魂みがきには大切なわけです。

神社仏閣などのパワースポットも自然界との接点がある場所が多いですよね。他にも、イヤシロチは必ず自然の中にあります。

 

ところで、ここまでもセンシティブな表現でしたが、自然災害での逝去がすべて良し…と簡略化して言っているわけではなく、測定結果の傾向性からの判断です🙇‍♀️。

 

もう一つ、一般には受け入れがたい言い方ですが、スピリチュアル的に言えそうなので申します。

自然災害でご遺体も見つからず無念であっても、その亡き魂の意図は、もしかしたらご自身の遺体を愛する人に見せたくなかったのかもしれません。

 

ご遺族でお嘆きの方々がいらっしゃいましたら、どうかそのように考え方、感じ方を変えて、ご自身の命を大切になさって、心穏やかに生きてくださいますように。。。

 

さらに言えば、犠牲者の皆さまの魂に対しては、自然界の神々による霊界への導きがあったかもしれません。

決して孤独にはしないよ、ちゃんと送り続けるよ、との慈悲深い導きが……。

 

 

亡き魂からのメッセージを受けとる

悲しむご遺族に対しての「あまり悲しむと、亡くなった方が成仏できないよ」という言い方を、よく聞きます。

 

ペットロスの勉強をした時、その考え方を否定するところから始まりました。悲嘆はこらえず十分味わって、泣けるだけ泣いていいんだよ…と。グリーフ・ワークとも言われます。

 

確かにそうです。涙には癒しの効果もあります。そのタイミングで泣くことで、必要な感情の浄化も起きます。

 

しかし、ずっと泣いて過ごすことは、やはり亡き魂にとっては後方支援になりにくいように思います。泣いてすがられれば…気になって上がりにくいですよね( ;∀;)

 

親しい関係であるほど、あの世とこの世という違いはあっても互いの波動エネルギーが知らないうちに影響しあうので、遺された方々のお気持ちが穏やかである方が、亡き魂は安心してご自身の魂みがきに専念できると思うのです。

 

そういう意味で、よく言われることには一理あるように思います。

 

ですから、津波被害にとどまらず、大切な方を亡くされてお悲しみの中にいらっしゃる方は、どうかある時期からは、日々を明るいお気持ちで過ごしていただけたら…と思います。

 

ある時期とはいつなのか、各人で異なるでしょう。何かその合図的なことも、あったりするかもしれません。

 

私も、過去記事で書きましたように、母がまだ三回忌だというのに転生する流れに入ったと知り、母の供養に依存して生きてきたわけですが、いきなり「強制終了⁉️」となりました。

 

つまり、「いつまでも悲しんだり懐かしんだり、また罪悪感を感じ続けたり、もうしなくていいよ! 私も新しい人生を選ぶから!」…と、気丈な人でしたから、そう言い渡された感じです。

 

カルマ解放がまだ残っているので、さっさと魂をみがきたいと地球生活を赤ちゃんから開始のルートを選ぶらしいのです。

 

あの母が赤ん坊か、信じられないな、どこの国のどの時代に生まれる気かな?でも本当は、ゆっくり霊界で学んでいてほしかったよ…。(依存できるから😥。)

 

ただ、それが亡き魂のメッセージだと思うので、受け入れがたいけど…受け入れます。もう依存的な供養ではなくラクな気持ちでの供養をしていいんだよ、と自分に許可を出すことに。。

 

 

14時46分、葬祭場での献花のあと、心が乱れた夕方でした。

買い物からの帰路で、急によぎった悲しみがありました。母をかばって生きた数年は、愛しい思い出なのです。この日、あの震災を思い出したせいでした。

「ああ、私は、天涯孤独になったんだなあ・・・。」

 

ところが・・・(最近よくエンジェルナンバーを車のナンバーで見るのですが)、駐車場でふと見た車が「3333」でした。アセンデッドマスターのナンバーです!

一人じゃないよ、あなたは私たちが見守っているよ、あなたも光の存在の仲間だよ💫」でしょうか♪( ´▽`)?

 

またちょっと車を走らせると、前の車のナンバーが「516」だったのです。母の誕生日の番号です。

一人じゃないよ、生まれ変わっても、魂の一部があなたの中に宿っているよ💫」でしょうか(*⁰▿⁰*)?

 

あら〜なんか嬉しいんですけど🤗。

いい気なモンです。笑顔になりました。勝手な解釈かもしれませんが、5次元以上の存在が、3次元の私たちに何か伝えたい時は、このような方法はよくあることです。

 

気づかないだけで、愛する亡き魂は、愛するあなたにメッセージを送っています。試しに呼びかけてみてくださいね。

私も数日前に「母よ、見ていてくれるなら車のナンバーで教えてね!」と頼んだのです。そしたら数日後、コレでしたから。

 

 

長々と書いてしまいました。日付も3月11日を越しましたね。

 

9年目の3月11日、14:46に黙祷を終えると、被災地の空に虹がかかったそうですね❗️これも亡き方々からのメッセージでしょう🌈 

「元気に生きてね、私たち、もう大丈夫だから」…と。

 

亡き魂を思って、日々心ふさぐ思いの方々や、ご遺体が見つからないことで嘆いていらっしゃる方々は、どうぞご自身に「ラクになっていい許可、幸せになる許可」を出してください。

あの虹は、それを優しく促していたのではないでしょうか🌈

 

虹はアルクトゥルスの象徴ですね。

亡き魂と、彼らを見送った方々を、高次元の存在たちも励ましているのでしょう。

 

今日も最後までお読みくださって、ありがとうございました。

 

愛する人を見送って、心痛む想いに日々を過ごしていらっしゃる方々に向けて、愛と癒しのエネルギーを送らせていただきます。

 

※この朝つゆの美しい白いツツジは、長く交友のあるツイッター友達の「考えるために」@tothinkslowly さんからお借りしております。転用はご遠慮願います。

※なお、記事内で「魂の測定」と言っていますのは、たびたびご紹介している、魂クリニックさんの療法の一つです。